コツコツ貯金がくれた、わたしの“決断する力”
「なんでそんな旅できるの?」ってよく聞かれる
6月、私は北海道から鹿児島へ飛行機で移動し、
その後、母と愛犬ののを連れて、車で北海道まで帰ってくるという旅をします。
飛行機+車での日本縦断。聞いただけで「それ、いくらかかるの!?」って言われます(笑)
でも、私はためらわずに「行く」と決めました。
なぜなら、お金があるから、じゃなくて「貯めてたから、選べた」からです。

“贅沢”って言われることもあるけど、私にとっては“必要な移動”。
そして、そのための貯金はもう用意してあるから、迷わず動けるの。
コツコツ貯金がくれた“選べる力”
私は普段から、
- ✉️ ガソリン代は月10,000円までと決めて、それ以上かかるときは旅費封筒から補填
- ✈️ 飛行機代は旅費として分けて管理(今回:さくらトラベルで25,760円)
- 🍱 縦断中の食費(約20,000円)は、自分の貯金から支出
- 🚗 高速代(ETC)は後日確認、これも旅費に計上予定
というふうに、“使うために分けておいたお金”を、出番ごとに使っているだけなんです。
だから今回の移動は、「よし、旅に行こう!」というテンションというより、
“準備してたから、動ける”という自然な流れ。

え〜〜…私は思いつきで動いちゃって、いつも“お金ない…”ってなるのに〜🐾
ちゃんと準備してると、そんなに冷静でいられるんだね…
お金の管理って、「選択肢の管理」だと思う
たとえば今回──
- 🐶 犬を飛行機に乗せたくない → 車で帰るという選択肢
- 👵 母が運転を嫌がった → 私が迎えに行くという選択肢
- 👧👦 子どもたちのためにも、無理なく動く選択肢が必要だった
どれも「お金がなかったら選べなかったこと」です。
そして、わが家の中でも、選択肢の差が出たことがもうひとつあります。
今回の移動、上の子(高校生)は「自分も行きたい」と言いました。
私は「飛行機代を自分で出せるなら、一緒に行こう」とだけ伝えました。
すると──
彼女は迷わず「出す!」と二つ返事で飛行機代を出しました。
高校生になってからバイト代をしっかり貯めていて、
自分で考えて、自分の意思で選んだ“行動”です。
一方で、下の子(中3)はというと…
なかなかお手伝いもしないし、あるお金はすぐ使ってしまうタイプ(笑)
今回はおじいちゃん(私の父)とお留守番です。

“上の子だけ連れて行くなんて不公平”って言われることもあるけど、
私は、どちらの子の旅費も出してないから不公平だとは思ってないんです。
これはまさに、「選択肢を自分で作ったかどうか」の違い。
親としては、平等ではなく“機会の公平”を意識した対応をしたつもりです。

お金を通して、“自分で決めること”“準備すること”を経験してほしい。
だから私は、行動の違いにはしっかり差が出てもいいと思ってるんです。
このやりとりも、きっとわが家らしい“お金の教育”なんだと思います。
自分の意思で、準備して、選ぶ。
その積み重ねが「自由」をつくっていくんですよね。
最後に|自由は、ちょっとの備えから生まれる
「節約しなきゃ」「これは贅沢かも」
そうやって我慢ばかりしていると、行動にもブレーキがかかってしまう。
でも、“このお金はこのため”って決めておけば、
使うときも迷わず、気持ちよく動ける。
私にとって今回の旅は、
「愛犬と母と、安全に北海道で夏を過ごす」ための行動です。
選べるって、自由。
そして、その自由をくれるのが、日々のコツコツ貯金なんだと思います。
📣次回は、我が家の“ちょっと変わった家族”と、遠距離の付き合い方をお届けします!
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